子供の習い事【空手】

子供と遊ぶ

私は小学一年生から小学六年生まで6年間、空手をやっていました。
いじめ対策として、空手はとても効果的だったと思います。

ポイントは、弱い印象を与えないことです。
相手に「この人はいじめにくいな」と感じさせることができれば、それだけで平和が保たれるのです。

私の場合、攻撃の技術よりも防御の技術が役に立ちました。
軽いちょっかいのつもりなのか、回し蹴りをしてくる子が意外と多いんです。
そんな時、下段払いを脛(すね)に軽く当ててやるんです。

まるで棒が当たったような衝撃が走るので、相手はびっくりします。
「たまたま当たりどころが悪かったのかな?」と思うかもしれませんが、こちらは狙ってやっています。
それでも気づかずにまた蹴ってきたら、もう一度同じように下段払いを入れます。

こっちが意図的にやっているとわかると、それ以上は絡んでこなくなります。

最近ではカーフキックなるものが流行っていますが、これも自分の脛(すね)を当て込んで防御することで対応できます。空手で脛を鍛えているので、こちらは余裕です。
むしろ「蹴ってきた側が痛がる」くらいの強さになっているかもしれません。

空手は、自分を守るための術であり、相手に一線を越えさせない境界線を引く技術でもあります。
「自分は簡単にはいじめられないよ」というメッセージを無言で伝えることが、最も平和的ないじめ対策になるのかもしれません。

この対応は、中学・高校になっても十分通用します。
空手で身につけた技術と落ち着きが、「簡単にはいじめられない雰囲気」を自然と作ってくれるのです。



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